イノベーション企業の時代

データ利活用、AI、IoTなどの先端技術の利用によりイノベーション社会へと変革しつつある現代社会。企業の在り方も、変革が進んでいる。

旧来の考え方では、企業は今期の利益が最重要な指標である。一方、イノベーション企業では将来得られる利益の期待値が重要な意味を持つ。例えば、Teslaのような破壊的イノベーションを起こす可能性を示すことができる企業は大きなポテンシャルを持っているため、市場から評価される社会が到来している。

破壊的イノベーションのタネは誰でも持っているわけではなく、ビジネスx技術x発想を揃えた人物がコアコンセプトを考え、プロトを作り、市場投入し評価を確かめ、ブラッシュアップしていく険しい道のりが待っている。

日々データを扱っているデータサイエンティストは、この機会に比較的恵まれているにも関わらず、分析に近視眼的に一生懸命になるあまり、現状の延長の発想で終わっている人が多いのも事実です。本体ならば、本質に立ち返り、破壊的なイノベーションを起こすタネをバランス良く考えておくのが、イノベーション企業での重要な過ごし方になります。

なお、全ての企業がイノベーションを起こそうとしているわけではなく、また、イノベーション企業の全部署でイノベーションを起こそうとしているわけではありません。従って、イノベーションを起こすチャレンジする機会に恵まれた環境に身を置くことは、自分の人生の選択に重要なことではないでしょうか?

イノベーションを起こすことにチャレンジしたい人、GRIで働く選択肢、アリだと思います

古幡征史

gri.jp